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「不気味な子」「恐ろしい子」
ありすの親戚達は裏でそうありすのことを呼んでいた。
何かが視えているなどと思ってもいなかった頃の両親は
それを聞くたびに胸を痛めた。
しかし 何かが視えているのかもしれない
確信に近くそう思い始めると 親戚達は間違っていないと思うようになった。
視えないはずのものが視えるようになった日から 約1ヶ月後
1995年10月31日のハロウィーンの日
ありすの両目が 紅く染まった。
「恐ろしい」「人間じゃない」「悪魔の子」
陰でひそひそと交わされるその言葉を 幼いありすは聞いていた。
そして その日の夜 ありすは屋敷から追い出され
決して外に出られないよう厳重に守られた塔に閉じ込められた。
「お前の存在が 外に知れたら春乃宮はもう終わりだ」
両親を見た最後の日 告げられた言葉はそれだけだった。
酷く傷ついたありすは 人形のように整った美しい顔から
笑顔も泣き顔もすべて消し去ってしまった。
もう…誰も信じない……。
心に強くそう決めてしまった。